子どもたちの間で流行しやすい発熱と発疹を伴う感染症。これらの感染症から子どもを守るためには、日頃からの予防策が重要です。また、もし感染してしまった場合、いつから保育園や幼稚園、学校に登園・登校できるのか、その目安についても理解しておきましょう。感染症予防の基本は、まず「手洗い」と「うがい」です。外出後や食事の前、トイレの後など、石鹸と流水で丁寧に手を洗い、うがいをする習慣をつけましょう。次に、「咳エチケット」です。咳やくしゃみをする際には、ティッシュやハンカチ、あるいは袖の内側などで口や鼻を覆い、他の人に飛沫が飛ばないように配慮します。マスクの着用も、飛沫感染の予防に有効です。そして、最も効果的な予防策の一つが「予防接種」です。麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜといった発疹性の感染症は、予防接種で発症を予防したり、かかっても症状を軽くしたりすることができます。定期接種の対象となっているものは、必ず適切な時期に接種を受けるようにしましょう。また、十分な睡眠とバランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、体の免疫力を高めておくことも大切です。もし、子どもが発熱と発疹を伴う感染症にかかってしまった場合、登園・登校の目安は、その病気の種類によって異なります。学校保健安全法では、感染症の種類ごとに、出席停止の期間の基準が定められています。例えば、麻疹は解熱後3日を経過するまで、風疹は発疹が消失するまで、水痘はすべての発疹が痂皮化(かさぶたになること)するまで、おたふくかぜは耳下腺などの腫脹が始まった後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで、などとされています。溶連菌感染症や手足口病、ヘルパンギーナなどは、全身状態が良好であれば、医師の指示に従って登園・登校可能となることが多いです。いずれの感染症であっても、最終的な登園・登校の判断は、かかりつけの小JPanel科医の指示に従うことが最も重要です。保育園や学校によっては、登園許可証(治癒証明書)の提出を求められる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
発熱と発疹感染症の予防と登園・登校