突発性発疹、実は二度かかることもある?再感染と病院での確認
「突発性発疹は一度かかれば免疫ができるから、もうかからない」そう思っていませんか?私もそう信じていました。しかし、我が家の長女が2歳になった時、再び突発性発疹のような症状に見舞われ、小児科で診断を受けた時、その思い込みは覆されました。長女は生後10ヶ月の時に一度、典型的な突発性発疹にかかっています。高熱の後に全身に発疹が出て、数日で治癒しました。それから1年半後、突然39度を超える発熱。以前の突発性発疹の記憶が鮮明だったため、今回はただの風邪だろうと高を括っていました。しかし、熱が下がると同時に、またしても全身に赤い発疹が。まさかと思いながら小児科を受診すると、医師からは「突発性発疹の可能性が高いですね。突発性発疹の原因ウイルスは2種類あり、それぞれ別のウイルスなので、二度かかることもありますよ」との説明を受けました。この時初めて、突発性発疹にはヒトヘルペスウイルス6型と7型という2つの原因ウイルスがあることを知りました。一度6型にかかっても、7型にはまだ免疫がないため、二度目の発症があり得るのです。長女の場合も、初回は6型、二回目は7型によるものだった可能性が高いとのことでした。突発性発疹は基本的に予後良好な病気ですが、二度かかると聞くと、やはり心配になるものです。しかし、二度目の発症であっても、症状や経過は初回と大きく変わることはなく、特別な治療は必要ありません。発熱中は水分補給をしっかり行い、発疹が出たら自然に消えるのを待つことになります。この経験から、子どもの病気に関する一般的な知識だけでなく、より詳しい情報を知ることの重要性を痛感しました。インターネットには様々な情報がありますが、やはり正確な情報は専門家である医師から聞くのが一番です。